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さよなら、阿部勇樹。 [フットボール]

さよなら、阿部勇樹。

JEF・ユナイテッドのあなたをもう見れないという事実が、なかなか受けいれられないけれど、もう、決まったことだもんね。

正直、複雑です。いちフットボーラーの選手生命や野心を冷静に考えたら、移籍は受け入れなきゃならないものだけれど、どうにも、ね。

シャイで泣き虫のキャプテンが、もう、見れないんだね。寂しいよ。でも、フットボールは続いてゆくし、JEF・ユナイテッドも続いてゆく。あなたが前を向いて決断を下したように、ファンも前を、上をむいて乗り越えていくしかないわけですよ。

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大きな移籍がほぼ確定したなか、私はJEF・ユナイテッドフロント陣への不審をここに改めて表明する。

我々のよりどころともいえるクラブの明確な指針とはなんなのか?かりに、その大儀があったとするならば、それに沿った運営はなされているのか?

極めて個人的な思い込みを吐露させてもらえるなら、JEF・ユナイテッドは毎年チャンピオンを目指せるクラブではないだろう。ただ、その野心と炎は知性と、育成によって十分に達成できるものと私は信じている。

JEF・ユナイテッドはビッククラブではないだろう。ただ、カネで買うことの出来ない選手を、知性と育成によって十分に育てられるはずだ。

私は、JEF・ユナイテッドには「知性・育成」が不可欠だと思っている。この前提を生かすためには表裏としての「リスクへ追求・移籍への準備(利益の追求)」が不可欠であるとも考えている。

ただ、これらの表裏のバランスをしっかりととってゆくためにはなににもまして「信義」が重要なのではないかと考えている。

06シーズンが終わったこの数ヶ月、いや、イヴィッア・オシム日本代表監督の強奪事件以来、この「信義」がほんとうにクラブに、首脳陣にあったのかは甚だ疑問であるといわざるを得ない。

年末に掲載された、サッカー専門誌の監督強奪の内幕を描いた記事。あるいは、いっこうに開催あるは表明されない、この破廉恥極まるこの事件に対するフォロー(クラブは、JFAはその説明責任を果たしているといえるだろうか?)。

そして、最終戦での意味不明な(今となっては理解が出来るが)羽生選手による挨拶。

報道からもれ伝わる、選手からのフロントへの不審。

我々、ファンは報道や憶測のすべてを信じているわけではない。ただ、「信義」たるものを見出すことが出来ないのだ。

恐ろしいもので「信義」をカミにかいて残すことは出来ない。それは、たぶん感じるものだし。感じさせるもの、信じさせるものだろう。

それが、JEF・ユナイテッドのフロント陣から感じられないのだ。


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