WM2006備忘録6月26日 [WM2006備忘録]
6月26日(17日目) ベルリン-フランクフルト
朝食を早めに済ませ、テーゲル空港へと向かう。バスと電車を乗り継いで、かなりリーズナブルなお値段で到着する。早くつきすぎたくらいだ。
テーゲル空港は小さい。これが西ベルリンのドアだったのかと思うと、かなり不思議な気分になる。カフェでエスプレッソ。
飛行機はほぼ満席だ。ほとんどがビジネス客。小1時間でフランクフルトに到着した。
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フランクフルトから電車にのってHBFに行く。ホテルはHBFから歩いて10分ほどのこじんまりとしたデザインホテル。フロントのROMANAはかわいらしい。フロントのスタッフは女の子ばかりでつぶぞろいっす。
部屋にはエアコンディショナーはないけれど、きれいで快適。荷物を解いて、街に出る。
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まずはお土産を買いまくらねばならない。フランクフルトのファンショップにゆき、ステッカーなど。ショップの男の子は、まったく高原を信用してなかったね!デパートに行って、シュタイフのくま、やらお菓子やらを買う。ALDIにいってスパー好きな友人達のためにチープなお菓子。
ランチはカフェでモッツアレラ・チーズとトマトのサンドイッチ。
荷物も多くなったので、一度ホテルに戻ってシャワーと着替え。
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すいっきりとした気分で、イタリア-オーストラリアのPVにゆく。ライン川に2つの巨大スクリーンが浮いている。ときどき、船が通ってなんだかいい感じだなぁ。で、イタリア。PKで勝つ。たいしたお祭り騒ぎ。
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街の中心部も、もちろんお祭り騒ぎ。で、その中心で日本人のアタクシも「イータリアー イーターリアー」と肩を組みつつ歌っていた。だって、お祭りは楽しんだもん。いろんなヒトから写真を撮られ、撮りして仲良くなる。イタリア人って、ほんとにこういうときはいいヒトだね!
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冷静に騒ぎを見ようとデパートの上にあるレストラン。ついでに軽い夕食。日本人青年と同じテーブル。大学生。若さがうらやましいね。
握手して別れ、あるいてホテルに向かう。
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ホテルの向い、イタリーなバルからジャポネーゼ!と声がかかる。ここでもみんなでフィエスタだ。
「今日はジャポネーゼのおごりだ!」
「いや、ジャポネーゼはもう帰った!シウヴィオ・ベルルスコーニのおごりだ!」
このジョークが通じたのか、宴会の輪に加わる。ああ、何も食べないでくりゃ良かった。うまそうなアンティパストだなぁ・・・。でも、ドルチェとワインのみ。中田のことは良く知っているね、みんな。
それにしても、楽しい連中だな。
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夜の試合はスイス-ウクライナ。ホテルのバルで観戦する。カウンター観戦していた連中ちょっとした賭け。アタシはウクライナに。ケセラセラでPK戦。結果はウクライナ。支払いはよろしく。
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ドイツ最後の夜。
日本が16ラウンドにすすめるかもしれないという、淡い希望を抱いて、フランクの宿を予約したし、飛行機も予約した。実を言うと、ハンブルクのホテルも。もちろん、ハンブルクはキャンセルしたけど。
本当に日本は「勝ちたい」気持ちが伝わってこなかった。ほんとうに、寂しいし、むなしい。気持ちはいまだに消化できない。
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